
09年1月から、2月末日まで小学館・啓文堂書店コミック担当イチオシフェアとして岩岡ヒサエ先生の『土星マンション』①~③(Ikkiコミック④巻1月30日発売予定)フェアを開催いたします。
10月に小学館と啓文堂コミック担当者が集まり、各人が推薦した60作品以上の中から、「新年を迎えて“心あたたまる作品”を」ということで『土星マンション』が選ばれました。
※フェア期間中に「土星マンション」①~③お買い上げのお客様に、先生特製のフリーペーパーを
差し上げます。また、オリジナルブックカヴァーも用意しました。ご利用ください。

◎推薦者 新宿店コミック担当
カワイイ絵柄とちょっと変った人達にクスッとさせられる。けど真剣で真摯な言葉にドキっとさせられます。
◎推薦者 啓文堂本社コミック担当
半世紀近くコミックを読んできて沢山の名作・秀作に出会うことが出来ました。その中で、この「土星マンション」は、血湧き、肉踊るような波乱万丈の物語やキャラがメチャメチャ立っているという作品ではありません。
地上に人類が住めなくなった近未来、舞台は地球の周りにぐるっと土星の輪のように作られた居住区。人々は下層・中層・上層と生活力によって住みわけさせられています。
主人公のミツは下層で生まれ中学卒業後死んだ父親の仕事=窓拭きに就きます。ミツを取り巻く人々は、私たちの生活と同じように、あたたかいだけではなく中には敵意むき出しの人もいます。
仕事に就く中での、日々のエピソードを通じてミツは少しずつ、大人になっていっているようです。
作者はゆっくりゆっくりと登場人物に味をつけながら話を進めていきます。 気がつくとそれぞれの人物が味わい深くミツを取り囲み、ミツ自身が人としての味わいを深めていきます。この物語はスローフードのように時間をたっぷりかけながら、心にしみこんで来る作品です。
是非コタツの中で身も心もあたたまってください。
